私のブリーダー経歴
私はラグドールのブリーダーをしています。
初めてのお産は2010年㋆でした。
それ以来この7年で18回の出産に立ち会いました。
ママねこは4頭(引退2頭)
すべて取り上げ母ねこと共同で育ててきました。
だいたい8ヶ月から15か月の間をおいての交配です。
そして引退は最長でも7歳のお誕生日を迎えるまでに。
もっと早く引退する子もいました。
それは難産が続いたり、母ねことして不適切だったりしたからです。
そして、来年度からは新たな世代へのバトンタッチが始まります。
そういう意味で7年一区切りなのかもしれません。
右も左もわからぬままブリーダーになりました。
先輩から教わることも限界がありました。
もっともっと勉強したいという気持ちで
勉強会には必ず参加してきました。
幸にTICAとCFAにキャテリー登録をしているので
機会はあるほうだと思います。
しかしまだまだ足りないと感じますし
ブリーダーの情報は日本では体系化されたものがなく
すべてアメリカのものを翻訳しないとなりません。
これはジャッジでも目指さないかぎり大きな壁でもあります。
今後もブリーダーという職業はなくならないと思います。
ますます重要な役割になるように思っています。
だからこそ免許制にして一定のレベルを確保する必要があると思います。
はっきり言って国内のペットショップが作っている
血統書はカラーミスやてきとうなものもありあまり信頼できません。
国内だけでしか流通させないショップはそれでもいいかもしれません。
しかし、外国のブリーダーと血の交流をするショーブリーダーは
外国にも通用する血統でなければ信頼を得られません。
純血種のスタンダードを作っていくためにも
血統書は重要ですし、間違ってはならないものだと思います。
私の所属するグローバルキャットユニオンの代表は
血統書はその子の歴史と言っていました。
確かにルーツであり、過去から脈々と伝えられてきている
純血種の証でもあると思いました。
人間が交配し作りだしたねこ種や昔から存在した自然種も含めて
すべてねこを愛する人たちから守られ、存続してきたのです。
今後も新たな亜種も作られるかもしれませんし、
そうやって認められるまでにまたいくつもの世代交代が
繰り返されていくのだと思います。
Nice posts! 🙂
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Sanny