役員
代表理事 伊沢浩美
2007年当時まだ新しい業態の猫カフェの魅力に取りつかれその1年後には脱サラをして猫カフェを2008年8月に開業しました。当時は猫を取り巻く環境にまったくの無知でした。
その後知人の紹介というご縁がありラグドールのブリードをすることになりました。同時にお店の下に子猫が遺棄されたり市民の保護猫活動の方からホテルに保護ねこを一時預かりをするようになり、飼い主のいない猫たちの哀れさを思うと保護をし里親さんを見つけてあげなければという思いにいたりました。
そしてブリーダーのイメージの悪さはぜなのか?ブリーダーの本質とは?シリアスブリーダーとは?保護猫活動の目的は何なのか?殺処分がなぜなくならないのか?と考えるうちに結局は国民の意識や法律や政治が重要だと気づきました。
そこでNPOを立ち上げ動物愛護法改正の環境省の部会を傍聴したり国会議員の方に陳情し活動をしてきました。更に犬猫以外の畜産動物にも5フリーダムを基本とするアニマルウエルフェアを推進するためにアニマルイシューサロンを主催して活動勉強しているところです。(2023.9月年アニマルイシューサロンはいったん閉鎖致しました)
動物を取り巻く環境をどうしたら改善できるのか?人間の悪質な商取引の材料にならないようにするにはどうしたらいいのか?一方で多頭飼育崩壊や高齢者の孤独死に伴う残されて行き場のない動物たちをどうしたらよりよく生きてもらえるのか?虐待ネグレクトをしない・させない社会にするにはどうしたらいいのか?等々課題は山積みです。
今は現状を知ってもらうための啓発活動、地域環境の保全につながる飼い主のいない猫の保護・譲渡会、ねこボランティアさんたちと勉強会、セミナーなどを開催しています。今後も動物たちの環境が少しでもよくなるように活動し続けたいと思っています。