動物虐待のリンク&高齢者と動物勉強会
アニマルリテラシー総研主催の勉強会へ参加してきました。
動物虐待と対人暴力の連動性
動物虐待の種類
1.身体的虐待
2.心理的虐待
3.性的虐待(獣姦)
4.ネグレクト 日本では1.4が法律でルール化されている
動物虐待の評価・測定方法
1.動物の種類(哺乳類)
2.動物の虐待方法(ナイフ、火、水)
3.動物の虐待の頻度(多さ)
4.共感(動物虐待の後後悔したか)
5.秘密裏(計画性あるほど高い)
動物虐待の背景
◯共感(痛みなどに共感できないと高まる)
◯制御感(動物をコントロールする管理が低いと不適切な対処になる)
◯緊張理論(緊張やストレスの反動)
◯社会的学習理論(動物虐待を目撃すると自ら動物を虐待する傾向)
動物も子供も等しい生命として、生活に必要最低限の保護が得られなければそれを
確保することが必要であり、それが社会の責任である。
動物虐待 児童虐待 高齢者虐待 DV の連動性 子供虐待の加害者が動物も虐待する
89%が実父、養父 子供虐待の被害児が動物を虐待する
性的虐待を受けた子どもの割合が高い
暴力の連鎖は暴力に対して寛容が高くなる
対策
動物虐待と対人暴力が連動しているというリンクの基本的なメッセージについて
社会全体を教育、啓発、動物虐待と対人暴力双方の予防や早期発見の確率を向上させることを
目的としたキャンペーンを実施する 専門職の利害関係者のガイダンス
高齢者と動物
人間の本来備わっている養育本能に目をつける
◯弱者の世話をすることで自が能動的になる
◯独り言でも話し相手になる
◯笑いの治癒力
◯積極的情緖の完全発揮
希望、愛、信頼
ナチュラルキラー細胞 エンドルフィンの放出
シルバー料金制度の提案
65才以上のペット飼育者向け、 獣医、フード、トリマーなどの割引があっちもいいのでは?
エイズ患者、難病患者など
シニアforシニア
65才以上の方に7才以上のペット 飼育不能になる場合は引き取る約束
アニマルホーディングの8割女性 その半数が60歳以上、独居
特徴はペットの排泄物の処理ができない、 ケガや病気にも気づけない。
環境省が多頭飼育の審議会を始めたが、 本来なら厚労省が旗振りすべきではないか?
課題
飼育頭数の届け出制 独居高齢者の社会との繋がり
なかなか1日では消化できないくらい多方面にわたり
日本においてはまだまだ理解の乏しい課題なのだと実感しました。
研究や論文においてもほぼ海外の物で
日本ではそれすらもまとめられていない現状に
日本の遅れを感じさせられる
もっとNPOやNGOが主体となりイノベーションを起こす必要がある