「中央環境審議会動物愛護部」第54回傍聴まとめ

2019.12.6(金) 環境省第一会議室

出席委員一覧
部会長  新見育文 明治大学名誉教授 (とても司会がお上手で生命倫理の話が興味深かった)
臨時委員 浅野明子 公益社団法人 日本愛玩動物協会理事弁護士 (声が小さく聞き取りにくかった)
臨時委員 稲垣清文 三重県副知事 (獣医師の採用の難しさを水省とも検討してほしい)
臨時委員 打越綾子 成城大学法学部 教授 (一番多く発言されてよく考えていらっしゃる)
臨時委員 近藤寛伸 東京都動物愛護センター 所長 (発言なし)
臨時委員 太田光明 東京農業大学 農学部バイオセラピー学科 教授
臨時委員 佐伯潤 公益社団法人日本獣医師会 動物福祉・愛護担当職域理事(獣医師の通報システム具体的に)
臨時委員 武内ゆかり 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授
臨時委員 永井清 公益財団法人 東京動物園協会 東京都井の頭自然文化園園長
臨時委員 西村亮平 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授(産業動物についてたりない)
臨時委員 藤井立哉 日本獣医生命科学大学 非常勤講師 一般財団法人獣医療法食評価センター専務理事
臨時委員 水越美奈 日本獣医生命科学大学獣医学部 獣医保健看護学科 准教授(動物視点がたりない、餌やりの定義ない)
臨時委員 山口千鶴子 公益社団法人 日本動物福祉協会 顧問
臨時委員 脇田亮治 一般社団法人 全国ペット協会専務理事(27000人もいる繁殖業者の廃業ケースが出てくる)

欠席委員一覧
委員   佐藤友美子 追手門学院大学 地域創造学部 教授
委員   松本吉郎 公益社団法人 日本医師会 常任理事
臨時委員 山崎恵子 一般社団法人 アニマルリテラシー総研代表理事

1.改正動物愛護法の施行に伴う施行規則改正省令等(1年以内施工)の素案について
2.改正動物愛護管理基本指針骨子案について
3.その他 改正法の施行に向けた政省令等と基本指針の改正検討スケジュール(予定)について
 愛玩動物看護師法に基づく指定試験機関に関する省令(報告)

委員の中でも質問が多かった特定動物の飼養禁止と動物園その他これに類する施設のこと
帳簿を犬猫以外に広げること、動物取扱業者の公平性及び専門性を持った団体が行う客観的な試験、
所有者不明犬猫の引き取り数はおおむね10万頭の目標に達した件、殺処分の3区分の考え方、
殺処分数の削減目標数値について、獣医師の通報の明確化
など多岐にわたった。

私の意見
動物園の定義を明確にしてほしいし移動動物園を廃止させたい。
現在の法定研修では犬猫業者からエキゾチック、爬虫類業者まで
多岐にわたる業をひとくくりにしている点ではその業にあったものとはなっていない。
もっと分類しその業者にあった法定研修が望ましいし、
3年間の猶予期間の間に試験を実施し合格したものを更新するということを
するためにも専門知識の習得をさせるべき。
これはイコール勉強しない業者をふるいにかけ落としていくべきと思うし
業者の質と倫理感の底上げが必要と思います。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)