中央環境審議会動物愛護部会第55回傍聴まとめ

1.動物愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律の施行等の在り方について
2.改正動物愛護管理基本指針の素案について
出席委員一覧
部会長  新見育文 明治大学名誉教授 (とても司会がお上手なのは今回も同じ)
臨時委員 浅野明子 公益社団法人 日本愛玩動物協会理事弁護士 (今回も声が小さく聞き取りにくかった)
委員   松本吉郎 公益社団法人 日本医師会 常任理事
臨時委員 山崎恵子 一般社団法人 アニマルリテラシー総研代表理事
(動物に対しての普遍性の観点から国内意識よりユニバーサルへ。
実験動物機関のオンブズマンがいない。3Rの達成度を厚労省はやってほしい)
臨時委員 打越綾子 成城大学法学部 教授 (今回も一番多く発言されてよく考えていらっしゃる)
臨時委員 近藤寛伸 東京都動物愛護センター 所長 (発言なし)
臨時委員 太田光明 東京農業大学 農学部バイオセラピー学科 教授
臨時委員 佐伯潤 公益社団法人日本獣医師会 動物福祉・愛護担当職域理事(災害システムに獣医師会の名称を入れてほしい)
臨時委員 武内ゆかり 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授
臨時委員 永井清 公益財団法人 東京動物園協会 東京都井の頭自然文化園園長(発言なし)
臨時委員 西村亮平 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授(用語の定義を望む)
臨時委員 藤井立哉 日本獣医生命科学大学 非常勤講師 一般財団法人獣医療法食評価センター専務理事
(アニマルベースメジャーの具体性が欲しい)
臨時委員 水越美奈 日本獣医生命科学大学獣医学部 獣医保健看護学科 准教授
臨時委員 山口千鶴子 公益社団法人 日本動物福祉協会 顧問(特定動物の飼養管理の明確化を望む)
臨時委員 脇田亮治 一般社団法人 全国ペット協会専務理事

欠席委員一覧
臨時委員 稲垣清文 三重県副知事 
委員   佐藤友美子 追手門学院大学 地域創造学部 教授

今回パブコメをキチンと、拾ってくれたことは良かったと思う。
しかし、委員からも指摘があった様にペットフード協会の所有者明示の%数字は適切なのか?
「犬または猫に関する所有者明示(個体識別)を行っていない所有者の割合は、令和元年度の民間団体の調査では、犬が24.8%、猫が49.7%であった。」
このあたりは信用性の担保があるのか?または環境省がやるべきではないかというもっともな質問があり
国民へのアンケートが3つしか出来なかったと答弁がありましたがなにか腑に落ちないものを感じました。
なぜ、環境省が主体になってできないのか理由があって然るべき。
そして、アニマルウェルフェアを動物福祉と言わないことも日本としては分けたいというところもこれからの世代向けではないと感じました。
実験動物と畜産動物について環境省の苦手な関係省庁との連携は、今後大きな課題であるしなんとしても一歩前へ踏み出して欲しい。

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