公益社団法人・日本動物園水族館協会(JAZA)が自主数値規制!

日本の動物園や水族館が加盟している協会ですが
約50種の動物たちの飼育基準を設けるという記事です。
これは一歩前進ではないでしょうか?
記事は見られない方のために全文コピペしました。
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「十分なスペース、脚への負担が少ない土の地面、冷暖房付きの休憩部屋――。動物園や水族館で飼育、展示されている動物たちの環境が変わる。公益社団法人・日本動物園水族館協会(JAZA)が今年から、飼育施設の大きさや構造などを自主的に規制するガイドラインを設けることにした。自然環境に近づけ、動物のストレスを減らすのが目的だ。

 JAZA加盟の動物園や水族館の職員らが、約2年がかりで、まず約50種の動物の「適正飼育施設ガイドライン」の具体案をまとめた。1頭あたりに必要な面積や、床の素材や水槽の大きさ、適切な室温などを動物ごとに取り決める。群れで暮らす動物については、「ゾウはオス1頭、メスはできれば3頭」「フンボルトペンギンはなるべく10羽以上」などとする。

 計画では、今年度末までに、希少動物を中心に約90種の動物についてガイドラインを整備。将来的にはすべての飼育・展示動物に広げる考えだ。JAZAに加盟の148園館(19年12月現在)が飼育施設を改修したり、新たに動物を導入したりする際に適用する。

展示動物の飼育基準について、環境省は告示で「日常的な動作を容易に行うための十分な広さと空間を備える」などと記しているが、具体性に欠けるとの指摘がある。動物園の動物も猫カフェの猫も、展示動物として同じ基準が適用されており、「実効性があるものになっていない」(JAZAの成島悦雄専務理事)との声も上がる。

 「世界的に見て動物園の数が圧倒的に多い『動物園大国』なのに、積極的に資金や人手をかけられていない現実がある」と指摘するのは、動物園や水族館の動物を専門的に診る獣医師らでつくる「未来を創るどうぶつ医師団」の理事長、福井大祐・岩手大准教授(動物園動物医学)。「動物福祉にのっとった飼育管理や獣医療の提供が十分にできていないところが少なくない」と語る。

 生物多様性委員会の佐藤哲也委員長は、「国際的に動物福祉の意識が高まる中で日本は遅れている。自主規制することで動物福祉向上に寄与したい」と話している。(太田匡彦)

広島・安佐動物公園では先進的な取り組み
 JAZAのガイドラインを先取りするような取り組みも一部にはある。

 広島市安佐動物公園にある「サバンナ・アフリカ」ゾーン。テニスコート6面分以上、約1300平方メートルの敷地を2頭のクロサイが悠々と歩く。砂状の土が深めに敷かれ、サイが掘り返してもコンクリートが見えることはない。休憩スペースになる屋内飼育施設は、冬場でも「なるべく16度以上に保つ」(担当飼育員)。

本来、熱帯雨林の川や沼の近くに住むマレーバクの施設は、水槽付き。木の上での生活を好むレッサーパンダの施設には樹木を設けている。群れで暮らすゾウはオス1頭、メス2頭を一緒に飼育・展示し、新年度中に1頭増やす計画だ。

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