アニマルイシューサロンの第一回オフ会多摩動物公園見学

アニマルイシューサロンの第一回オフ会を開催しました。
ランチ会をしてから動物園に行きました。
メンバー5名での参加。
初めてお会いする方もいらして自己紹介から始まりました。
あいにくの雨の中時間も押してしまってカワウソとふくろうの取材はできましたが
それ以外の動物はもう閉まってしまいまして見学かなわずでした。
また再チャレンジしたいです。


取材内容
☆ふくろうについて
1.止まり木に足輪でつながれっぱなしで飛べないように拘束することはふくろうにとって虐待にあたらないのか?
2.生餌のみの食事でないといけないのか?
3.水分の補給は常に飲める状態でないといけないのか?
4.繁殖はしているのか?また繁殖はどのようにおこなわれているのか?
5.ふくろうの寿命やかかりやすい病気など
6.フクロウは敵対するケンカなどあるのか?
ふくろうの種類によってもちがいがあるかもしれませんが
一般的なみみずくやメンフクロウ、コノハズクなどそ想定してお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

☆コツメカワウソについて
1.コツメカワウソのエンリッチメントについてお聞かせください
(理想的な環境など)
2.寿命や病気になった場合の治療が獣医師で可能なのか?
3.人間の家で飼うことが彼らにとって幸せなのか?
4.コツメカワウソの発情、繁殖・子育て方法
5.見ず知らずの人が入れ代わり立ち代わりくる場所での飼養環境は適切なのか?

 

 

 

 

 

 

 

ふくろうについて動物園のアンサー
1.行動を抑制することになるので負担である。慣れていない個体の場合係留されながら飛翔しようとするため
足や翼をいためる原因にもなる。最小限の係留に留めることによりフクロウへの負担は軽減できる。
教育普及の際にプログラム(ショー)を開催する時に足環をつけリーシュでつなぐ場合事前に
トレーニングを行い馴化させできるだけ負担のないようにしている。また係留時間を制限し負担の軽減を図っている。

2.フクロウに死んだマウスと鳥の頭を与えている。生きていなくても新鮮なえさを与えることで栄養は満たされている。
生肉を与える場合にはミネラルやビタミンを添加する。
野生復帰を検討するような場合には生餌によるトレーニングが必要となる。
(実験動物用無菌マウスなどがある)

3.気温や体調により必要となる水分量が異なるため水分は自由に飲める状態が望ましい。
(お話の中では鳥は体を常に軽くするためにため込まないような体の構造になっている。
そのため飲んだらすぐにおしっこをし食べたらすぐにうんちをするのでふくろうカフェでは
そのコントロールをするならば水は与えない可能性がある。
しかし個体のローテーションをしているならばその限りではない)
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4.繁殖は飼育環境や血統を考慮しながら行っている。2020年にはシロフクロウオス1羽とオオコノハズクメス1羽が繁殖している。
シロフクロウに関しては北極圏の日照時間に合わせて照明を調整し清潔な砂地を維持するように心がけている。
また国内の樹洞で巣を作るオオコノハズクに対しては様々なサイズの出入り口の形状巣箱を設置し好みの巣箱を選択できるようにしている。

5.種類により異なる。現在のふくろうたちは保護ふくろうなので年齢の特定が難しい。
参考として保護してから8年~23年飼育という寿命の差がある。
かかりやすい病気は主に環境に起因するものが、しりゅう症、肺炎(真菌、最近、ウイルス)など
えさに起因するものが、ビタミンやチアミンの欠乏症、寄生虫など
※しりゅう症とは足の裏にこぶのようなものができること

6.現在複数の繁殖ペアを同居させていないため確認できていない。

 

 

 

 

 

 

 

コツメカワウソについて以下アンサー
1.十分に潜れる水深のプール、体を乾かせる環境、寒い日には防寒できるスペース、家族群またはペアで飼育

2.多摩動物園では獣医師が適切に治療している。(民間では少ないがカワウソ専門にやっている獣医師もいるよう)

3.人間の家で飼う動物ではない、2019年よりコツメカワウソ、ビロードカワウソがワシントン条約付属書Ⅰに
掲載されたため商業目的の国際取引が禁止された。
(お話の中でカワウソはにおいもあり手先が器用でなんでも掘りたい性質がある。
常に水のない環境は適切ではない。YouTubeなどでペット対象になり東南アジアから密輸の対象になってしまった
、人なつっこいところも裏目になっている。外国では60㎡の広さ?を必要とも?日本カワウソは絶滅した。)

4.※世界の動物(分類と飼育)公財 東京動物園協会引用
・繁殖季節は特にない
・発情周期は24~30日(発情は3日間程度続く)
・妊娠期間は60~64日
・産仔数は1~6頭
・この開眼は約40日齢、泳ぎ始めは9週齢、離乳は3か月齢程度
基本ペアがよければ繁殖しやすい動物。コントロールは可能。

5.奥行きのある場所で飼育し動物と人との距離を保つこと。逃げたり、隠れたりできる場所を設けるなどの
工夫により人に見られることに慣れストレスを軽減することができる。

 

 

 

 

 

 

 

私の感想ですが、野生動物は本来は自然の中で生きることが普通ですが
まれに怪我や病気などで人の手によって育てることも生じるため
そのエンリッチメントを工夫し考えて飼育しなければならない。
それは動物園のプロでさえ試行錯誤の段階であることを考えれば
一般の人間が飼育できるものではなくその道のプロにまかせるべきことであると思います。

今後もいろいろなヒアリングをして動物福祉向上に役立てたいと思います!

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