2022の総括

今年はキャットセイビアにとっては設立5年目にして
新たな一歩となった年になりました。
2月より稼働したシェルターがその第一歩です。
保護ねこたちだけの部屋を作り収容も増やすことができました。
毎年6月頃から始まる子猫のレスキューで
八王子の民家で子猫9頭とママ2頭、
更に多摩市の公園で子猫6頭
落川で子猫4頭、貝取で子猫2頭ママ1頭
そして茨城県動物指導センターより8月に子猫4頭
10月にミルクも入れて22頭引き出しました。
そのうち和田の白ちゃんが血腫により死亡。
茨城県動物指導センターのミルクのサビが死亡、
キジ白もがんばったのですが原因不明で死亡しました。
子猫の死はせつないですね。
そして子猫のほぼ90%の譲渡が終わりました。
残りの子猫は茨城のオレオとカヌレと
多摩市のアナと八王子のはぜになりました。
大人は現在12頭います。
しかしクリスマスのイブの日にかわいそうに里親さんから戻されてしまった子がいます。
落川のスティッチあらためオレオ

八王子松木のえいくんあらためマイロ

いらなくなったケージ

いらなくなったキャットタワー

なんでも留学中の娘さんが帰国して
ねこアレルギーを発症してひどい状態になってしまったとのこと。
他の家族は大丈夫だったのに外国にいた娘さんだけがアレルギーもちだったとは。
ご家族も相当悩んだようでしたが手放すという結論になってしまいました。
なんとも切ない理由ですがこういうこともあるんですね。
アレルギーも薬でなんとかなる部分もありますが
それをずっと続けるのも娘さんにとっては苦痛だったようです。
たった2か月で戻ってきてしまいました。
かわいそうなふたりはまた振出しに戻って今度こそいい里親様を探してあげたいですね。

そしてもう一つ重大なトピックが。
トルテちゃんですが譲渡会で一番人気になり
里親様を抽選で決めさせていただきました。
しかしその後すぐに漏斗胸ということがわかり
里親様はすごく悩まれましたが飼っていくという決断をされました

そして譲渡後すぐに治療を開始してくださいました。
いろんな獣医さんに連絡をしたそうです。

やっと見つけた獣医さんで
現在プレートを体に取り付けて治療をしてくださっています

トルテあらためニカちゃんの今後を見守りたいと思います。
決断をしてくださった里親様大変に素晴らしいと思いました。
ほんとうに感謝申し上げます。

しかし、茨城のこねこたちはほんとうにいろんなことがありすぎて
みな爆弾をかかえているようなものでした。
ほんとうに大変でした。
大変だったぶんいい経験と勉強になったかと思っています。
また来年もこれに懲りずレスキューしていきたいと思います。

この1年ご寄付、ご支援してくださった皆様ほんとうにありがとうございました。
保護ねこたちに手を差し伸べて下さり感謝申し上げます。

それではみなさま良いお年をお迎えくださいませ。

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